広島の旅3日目です。
3日目のルートはこんな感じ。
電車で忠海港へ
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船で大久野島へ
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休暇村で昼食
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レンタサイクルで島巡り(2時間)
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帰路につく
▼2日目はこちら▼
3日目
最終日はウサギと毒ガスの島「大久野島」に行きました。
忠海港へ
JR呉線に乗ること約1時間40分、忠海駅に到着。
進行方向に向かって右側に座ると海が見られます。

無人駅なのですが大きな待合室があり、本がたくさんあります。
変わった雰囲気の駅で、なんとなくNOSTALGIC TRAINに出てきた駅を連想しました。
駅から徒歩10分ちょっとで忠海港に到着。

この黒い建物は喫茶店のように見えますが、中に船の券売機があります。

ここで乗船券を買っておき、乗船時に渡すシステムです。
船はフェリーと客船の二種類がありますが、どちらも片道310円で所要時間は15分です。
なので往復切符を買っておけば良いでしょう。
運航時刻は平日と休日で異なるのでご注意。
船着場の正面には「待合室」があります。
中はちょっとした食堂になっていて食事ができます。

ウサギと毒ガスの地 大久野島へ
島に着いたらまずは待合所に入り、荷物を預けましょう。
コインロッカーがあるのですが、大きさによって300円や500円など値段に差があるので注意。
間違った金額を入れるとカギがかけられません。
待合所に寄っているとおそらくバスに乗り遅れますが、休暇村までは徒歩10分ほどなので問題ありません。
道中にビジターセンターがあります。
休暇村に宿泊する人は荷物の預かりサービスを利用できますので、わき目も振らずバスに乗りましょう。
島にはウサギがそこかしこにいます。

もともと実験動物だったものが野生化したらしいです。
昼食:休暇村のレストラン
休暇村にはレストランがあり、宿泊客でなくても利用できます。
私は刺身定食を食べました(1830円)。
海が近いこともあり、とてもおいしかったです(語彙力…)。
レストランの営業時間は確か13時半までだったはずです。
もしも営業時間内に入れなければ、隣接する喫茶店で軽食を摂ることになるかと思います。
レンタサイクルで島巡り
休暇村では自転車を借りられます。
普通の自転車と電動アシストがあるが、島内にはかなりの急坂があるので電動アシスト一択でしょう。
料金は2時間当たり800円で、保証金として別途1000円が必要です。保証金は自転車の返却時に返還されます。
大久野島はかつて毒ガスの研究開発・製造が行われていたため、島内にはそれにまつわる遺跡がそこかしこにあります。
廃墟好きにはたまらないでしょう。














戦時中は機密保持のため、島ごと地図から削除されていたそうです。
大久野島毒ガス資料館(100円)は館内撮影禁止でした。

この中には様々な資料や、毒ガスの製造に使われていた機材が展示されています。
また、第二次世界大戦後に世界各地で毒ガスが使用された時の写真も展示されており、かなり衝撃を受けました。
資料館の横にも展示スペースがあります。
見落としやすいので注意。


毒ガス製造に使う化学薬品は反応性が高いため、容器はもちろん撹拌器や冷却器まで陶磁器製だったとのこと。
これらの製造には多数の有名セラミックメーカーも関わっていたようです。
島内にはいたるところにウサギがいます(2回目)。
餌や水場を設置する人が自転車に乗っているからか、自転車を見るとウサギたちが一斉に駆け寄ってきます。
それなりのスピードで走っていても前に飛び出してくるので、轢かないように注意が必要。
山道でもあちこちの茂みから飛び出してきます。
立ち止まるとあっという間に周りを取り囲まれてしまいます。
あと、砂地にはウサギが掘った穴が点在しています。
自転車の車輪がとられやすいのでご注意。
プレーリードッグを駆除したアメリカ人の気持ちが少し分かります。

色々と寄り道をしながら島内を1周しましたが、電動アシスト自転車のバッテリーが切れることはありませんでした。
帰路につく
帰りの新幹線は夕方だったからか、行きよりもかなり混雑しており危うく座れないところでした。
指定席を予約しておいたほうが安心です。
おわりに
予定を詰め込んだおかげか、あっという間に3日間が過ぎました。
呉やその周辺にはまだまだ見どころがあるので、もう1~2泊しても飽きることは無いでしょう。
海軍や自衛隊、歴史に興味がある人はぜひとも訪れてほしいです。
双眼鏡か望遠鏡を持って行くとより楽しめると思います。
番外:長旅のお供にノイキャンイヤホン
今回の旅行で持って行かなかったのを激しく後悔したのが、ノイズキャンセリングヘッドホン(またはイヤホン)です。
電車に乗っている時間が非常に長いうえ、トンネルが多いためノイズキャンセリング機能が必須です。
さらにワイヤレスなら充電ポートを使用しないので、充電しながらでも音楽が聴けます。
ちなみに、私はSONYのMDR-1000Xを愛用しています。
ノイズキャンセリング機能がかなり優秀なうえ、バッテリーの持続時間も長いです。
さらにタッチ操作で再生・停止や早送りなどができ、外音取り込み機能もありで至れり尽くせり。
もちろんワイヤレス。
イヤホンならEAH-AZ70Wがおすすめです。
左右のイヤホンが独立してスマホに接続するため、接続安定性がかなり高いのが特長です。
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