Oculus Quest2はコスパ最高のVR機器【長期レビュー】

ゲーム

今回は、私が2020年にした最も良い買い物である『Oculus Quest 2』をご紹介します。

これは、ヘッドセットを被ってコントローラーを持つだけで本格的なVRが手軽に楽しめるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)型ゲーム機です。

使用感にやや改善の余地はあるものの、手軽さやゲーム性能は一級品です。

この記事では、10月の発売と同時に購入して以来4ヶ月間ほぼ毎日使い続けている私が、良い点も悪い点も余すことなくご紹介します。

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かぶるだけで本格VRを楽しめる

Oculus Quest 2』で使うものは下の3つのみです(+充電器)。

  • HMD本体
  • コントローラー(左右)
※後ろの青いポーチは私が後から取り付けたものです。

このほかには、センサーもゲーミングPCも必要ありません

実は、これはかなり画期的なことなのです。

そもそも、VRには大きく分けて2種類があります。

1つ目は3DoF(3自由度)といわれるもの。

これは、上の画像のように頭の回転しかトラッキングできません
頭だけで周りを見回す動きしかできないため、ゲームと言うよりは360度動画を見ているような感覚になります。

2つ目は6DoF(6自由度)といわれるもの。

これは、頭の回転に加えて位置の移動もトラッキング可能です。
つまり、VR空間内を歩き回ったり、しゃがんだりできるというわけです。

Oculus Quest 26DoFなうえに、コントローラーで手の動きもトラッキングできます
5〜6年前に6DoFを実現しようと思ったら、

  • 部屋にポールのようなセンサーを立てる
  • ハイスペックなPCを用意する

といった大げさな装置が必要でした。

しかし、Oculus Quest 2なら

  • HMDをかぶる
  • コントローラーを持つ

だけでVRの世界を手軽に楽しめるのです。

レビュー

HMD本体はこのような感じです。

長さを調節可能なゴムバンドで装着するタイプです。
バンドが硬質素材でないことに不安を感じるかもしれませんが、うまく調節すれば意外としっかり固定できます。

顔に当たる部分はクッション素材になっています。

付け心地は良いです。
しかし汗が染み込みそうなため、私はこちらのゴムカバーを装着しています。

鼻があたる部分には、(おそらく)アジア人にとっては大きめの空間が空いています。

そのため、装着時には鼻のあたりから光が差し込むことになりますが、私はあまり気になりませんでした。

むしろ、目を下に向けると外の様子を確認できるので便利だと思っています。

耳元にはスリット状のスピーカーが付いています。

イヤホンではなくスピーカーである点に不安がありましたが、作りが良いためかかなりの没入感が得られます

ちなみに、ゲームによってはBluetoothイヤホンも使えます。

左側面にはUSB-Cが配置されています。

ここは充電ポートになっているのですが、PCとのデータ転送にも使えます
つまり、有線接続にすればPC用の高性能VRも遊ぶことができるのです。

左右のコントローラーは、上部にリングが付いた独特の形状です。

HMD本体は充電式でしたが、コントローラーは単3電池を1本ずつ使用。

形やボタンの配置がよく考えられており、VR空間内で違和感なく手を使えます。

驚いたのが、親指と人差し指の動きも検出できることです。
そのため、「VR空間で指を指す」といった動作ができます。これには思わず感動しました。

HMDを被って電源を入れれば、美しいホーム画面があらわれます。

Oculus Quest 2はVR機器の中でも解像度が高く、かなりリアルな体験ができます。

メニューは、このように空中にあらわれます。

いかにも近未来という感じでワクワクします。

実際にゲームで遊んでみた感想は、ただただ「すごい」としか言えません。
チュートリアルの時点でとても楽しいです。

高画質で立体音響があり、VR空間で歩く・しゃがむ・触るができるため、スマホVRとは明らかに一線を画しています。
この感動は実際にプレイしてみないとなかなか伝わりませんので、ぜひ一度体験していただきたいです。

イマイチな点と改善方法

しかしながら、Oculus Quest 2にもいくつか不満な点があります。

ここからはQuest2の悪い点と、その解決策をご紹介します。

広い空間が必要

Oculusには『ガーディアンシステム』とよばれる、安全に遊ぶための仕組みがあります。

これはユーザーが動ける範囲を制限するシステムなのですが、最低でも1m×1mの広さを要求されます。
しかし、自分の部屋にそれだけのスペースを確保できないという方も多いのではないでしょうか。

私の部屋も狭いため、プレイエリアにベッドを含めることで無理やり使っています。
ベッド上方の空間には手を伸ばすことができるため、ベッドの長辺に向かい合った状態を正面として設定すれば意外とゲームでは不自由しません。

部屋が狭い人向けのプレイエリア(ガーディアン)設定

よくできたゲームでは、実際に歩き回れなくても楽しめるように工夫されているのでご安心ください。

眼鏡が使いにくい

Oculus Quest 2というよりHMD全般にいえることですが、眼鏡をかけてのプレイはしづらいです。

眼鏡用のスペーサーは付属しているのですが、それでも目の周りにあまり空間がないため、フレームが小さな眼鏡でないと使いにくいです。

視力があまり良くない場合、

  • 小さな眼鏡を用意する
  • コンタクトレンズを用意する
  • Quest2に直接装着できるレンズを購入する
  • 裸眼でがんばる

のいずれかを選択する必要があります。

装着感に改善の余地あり

装着にはゴムバンドを使うため、『Beat Saber』のような動きの激しいゲームをするとやや不安定です。

純正オプションには『Eliteストラップ』というしっかりしたヘッドバンドもあるのですが、私がQuest2を購入した当初は品薄で買えず…

結局、100均グッズで対処しました。

後頭部にポーチを付け、中にモバイルバッテリーを入れることでカウンターウェイトにしています。
これによりHMDが前にずれ落ちにくくなり、装着感が劇的に改善されます。

詳細はこちらの記事をどうぞ。

おすすめのゲーム

最後に、私が実際にプレイしたおすすめのゲームをご紹介します。

Beat Saber

定番中の定番。

音楽に合わせて流れてくるキューブを切るゲームです。

ゲームとしては単純なのですがなかなか楽しく、私は4ヶ月間ほぼ毎日プレイしています。

しゃがんだり、壁を避けたりするような動きもあるため、とても良い運動になります(汗だくになるくらい)。
ダイエットやエクササイズにも最適。

ちなみに、非公式アプリの『SideQuest』と『BMBF』を導入することで自分の好きな曲でプレイできるようになります。

Gun Club VR

上の動画はPlayStation版ですが、Oculus Quest 2でももちろん遊べます。

シューティングゲームや銃が好きな人にはぜひ遊んでほしい作品です。
特にゾンビモードがおすすめ。

VRChat

アバターを使って、VR空間で他人と交流できるゲームです。
コロナ禍のおかげでニュースでも紹介されました。

現実世界では絶対に会えなかったであろう人たちと交流できますし、一人でワールド巡りをするのも楽しいです。

まとめ:初めてのVRはQuest2が絶対おすすめ

いくつか欠点もありますが、Oculus Quest 2は現状で最強のVR機器です。
「どのVR機器がおすすめ?」と聞かれたら迷わず「Quest2」と答えるでしょう。

「ヘッドセットをかぶるだけで別世界に行ける」という手軽さは『Quest2』だけの特長です。
VRへのハードルを下げた歴史的な一品といっても過言ではないでしょう。

私が4ヶ月の間ほぼ毎日遊んでいても飽きないのは、面白さだけでなく手軽さのおかげでもあります。
ゲームを始める前の操作が煩雑だと、それだけで遊ぶ気が起きなくなりますからね。

かつてスマホVRを試し、「こんなものか」と飽きてしまった方にもぜひ試してみてほしいです。
ここ数年でVRは驚くほど進化しましたよ。

ちなみに、『Quest2』には記憶容量が64GB256GBの2つのモデルがあります。

  • 容量は後から大きくできない
  • 高画質のVR動画はサイズが大きい
  • 今後、ゲームのサイズが増えるかもしれない

という理由から、迷ったら256GBモデルをおすすめします。

なお、下のようなコンパクトな収納ケースも一緒に購入されることをおすすめします。

パッケージそのままだと場所をとりますので。

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