S2SのP99を久しぶりに分解しようとしたら、銃身につけたサイレンサーアタッチメントが外せなくなってました。。。
幸い、なんとか無傷で外すことができたのでその方法をご紹介します。
経緯
サイレンサーアタッチメント(マズルアダプター)を銃口に1年以上つけっぱなしにしていたら、固着して全く回せなくなってしまいました。
おそらく錆のせいでしょう。

これが外せないとバレルをスライドから抜くことができず、通常分解もままなりません。
ちなみに、問題の銃はS2S ワルサーP99です。

エアコキですが、ホールドオープンする面白い銃です。
作業内容
まず、銃口とアタッチメントの間に防錆潤滑剤の5ー56を流し込み、15分ほど放置します。
銃身の内側からも吹き付け、潤滑剤がねじの両端から浸透するようにしました。
その後、二本のウォーターポンププライヤーを用意し、片方はアタッチメント、もう片方は銃口の金属部分をつかんで回しました。
その際、パーツに布を何重にも巻きつけ、その上からつかむことで傷を防いだ。
ウォーターポンププライヤーとは下のような器具で、挟む部分がスライドしてペンチよりも強い力でつかめます。
1度目はまだねじが固かったため、「潤滑剤をスプレー → 放置 → プライヤーで回す」という一連の作業を5回ほど繰り返したら外すことができました。
無理に回そうとするとプラスチックと金属の接続が外れたり、ねじ山が壊れたりするので注意。
ねじを回す方向にも注意が必要です。
この手のパーツはたいてい逆ねじですが、正ねじもないとは言い切れないため説明書を確認してください。
ちなみに、S2S P99は逆ねじです。

こんなことにならないようにアタッチメントは都度外すか、長時間はめるときにはまめに注油しておくべきでした。
P99カスタム記事
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