前回の記事で外部ソース化したKSC M11A1で久しぶりに遊んでいたら、突然マガジンが入らなくなりました。
コッキング状態にするとマガジンは入るのですが、そこからトリガーを引いても作動しません。
原因と修理方法が判明したのでご紹介します。
原因
分解してみるとバルブノッカーのスプリングが外れていることが判明しました。
下は正常に動作していた時の写真です。
すでにこの時点で丸で囲った部分のスプリングが外れかけているのが分かります。

下は今回の故障状態の写真です。
スプリングの足が完全に外れています。

作業内容
スプリングをはめなおすだけで修理は完了します。
が、正攻法で行くなら下の動画のような完全分解をしなければならずかなり面倒です。
ここでふと考えました。
「分解していない状態でスプリングが外れたのだから、分解せずにはめられるはずなのでは?」
ということで、今回は通常分解の状態で修理することにしました。
まず、スプリングのテンションを減らすために長いほうの足を向かって右側に退避させておきます。

そして、精密ドライバーをパーツの隙間から差し込み、スプリングの短いほうの足を掬うようにして正常位置に戻します。

写真には写っていませんが、実際には片方の手でノッカーを押さえながら作業をしました。
また、スプリングの足は斜めにしてパーツの隙間を通すようにするとうまくはまりました。
最後に長いほうの足をもとの位置まで引き上げて完成です。
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