マザーボードの選び方【スリムケースでハイスペックPCを自作する その2】

パソコン

最初にCPUを選んだら、次はマザーボードを選びます。
スリムケースの場合、選択肢はMicro ATX規格に限られるため初心者にも選びやすいです。

前の記事はこちら。

【スリムケースでハイスペックPCを自作する】シリーズのまとめ(目次)記事はこちら。

マザーボードの選び方

私がマザーボードを選定したときの優先順位は次のとおりです。

  1. Micro ATX規格であること
  2. Intelの第8世代CPUが搭載できること
  3. 拡張性が高いこと
  4. コストパフォーマンスに優れていること
  5. 将来のアップグレードにも対応できること

このうち、黄色で示した1番と2番は必須項目です。
スリムケースの時点でMicro ATX規格しか入りませんし、最初に選んだCPUが搭載できなければ話にならないからです。

それに加えて、赤で示した項目を重視しました。

青で示した項目は『今回選定したCPUよりも新しい世代のものを搭載できる』という意味です。
こちらについては、「あったらいいかな」くらいのつもりで選びました。

ASRock H370M Pro4

上に示した項目を全て満たすマザーボードを探した結果、ASRock H370M Pro4に決めました。

主な仕様は下表のとおりです。

装備仕様や数など
CPUインテル 第8~9世代
メモリDDR4-2666 4個
ストレージSATA3 6.0 Gb/s 6個・M.2ソケット (Key M) 2個
PCI Express 3.0 x16 スロット2個
有線LANギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
Wi-Fi・Bluetooth(拡張)M.2 ソケット (Key E)
モニタ出力HDMI・DVI-D・D-Sub 各1個
USBポート(背面)USB2.0 2個・USB3.1 Gen2 Type-A 1個・USB3.1 Gen2 Type-C 1個・USB3.1 Gen1 1個
USBポート(拡張)USB2.0 2個・USB3.1 Gen1 2個
※M.2ソケット (Key M)とは、M.2 SSDというカード型の記憶装置を取り付けるためのスロットです。読み書き速度が異次元。
※PCI Express 3.0 x16とは、主にグラフィックボードを取り付けるためのスロットです。

表に載せた以外にも、他にもPCI Express 3.0 x1 スロット・ PS/2 ポート・オーディオジャックなど、必要なものは全てそろっています。
詳細を知りたい方は公式サイトをご覧ください。

特徴

このマザーボードはとにかく拡張性が高いです。
モニタ出力端子は3種類、SATA3は6スロット、USBも背面だけで5個あります。

メモリスロットは4つ備えており、DDR4-2666規格なので速さも十分。
よくぞこれだけ狭い中にパーツを詰め込んだものだと感心させられます。

下の写真は背面ポートの様子。2本の棒は無線LAN用アンテナ(別売)です。

USB3.0は端子が青い。

特にUSBポートの数が圧倒的で、足りなくなることはまずないでしょう。

公式ホームページからはこだわりと品質の良さがうかがい知れ、見ていて楽しいです。

オーディオの音質にもこだわっているようで、アニメをよく見る私としてはその点も高評価でした。

あと、基盤が黒いため、PCを開けたときにかっこいいです。

CPUはIntel第9世代にも対応しているため、将来的なアップデートも可能です。
この内容で低価格帯なのには驚きです。

また、パッケージ(下の写真)の右下に書かれている通り、日本語のマニュアルが付属します。

マニュアルの日本語の文章はきちんとしており、図が多いことも相まってとても分かりやすいです。
外国の製品にありがちな、「こんなひどい日本語を読むなら英語版を読んだほうがまし」という代物ではないのでご安心ください。

UEFI1の画面はマウスでも操作可能で、直感的に使えます。
昔のBIOS2と比べると隔世の感があります。

唯一の欠点はスリープ時に電源ランプが点滅することです。
UEFIの設定でも無効化することはできません。

上の写真は、青が電源ランプで赤がアクセスランプです。
休止状態かシャットダウンにすればどちらも消えます

「たかがランプの点滅でしょ」と思われるかもしれませんが、部屋を暗くして寝ているとかなり気になります。
そのため、ランプに厚紙をかぶせました。(写真では下のほうに厚紙が少し写っています)。

逆に言えば、その程度しか欠点がありませんし、その欠点も簡単に克服可能なものです。
そのため、スリムケース自作者にはASRock H370M Pro4がかなりおすすめできます。

次の記事はこちら

脚注

  1. マザーボードの設定をするためのソフトウェアのこと。
  2. UEFIの前の世代に採用されていた設定ソフト。

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