※この記事は過去に書いた記事の項目を大幅に加筆・修正したものです。今後必要とされるかもしれない内容なのでかなり力を入れて書きました。
中国発の新型コロナウイルスは今や世界中に広がっており、現在のところ収束する気配はありません。このまま感染者が増え続ければ、患者数が医療機関のキャパシティを超える「オーバーシュート」が発生する恐れがあります。
そのため、日本政府は「感染症が蔓延した場合、医療機関での治療は重症患者を優先し、軽症患者には自宅での療養を求める」との方針を示しています。
この方針にしたがえば、風邪やインフルエンザを発症した場合もなるべく医療機関を受診しないほうがいいでしょう。医療機関の負担を軽減するためです。
また、医療機関には感染者が多く集まる可能性があるため、自分が感染しないためにも受診すべきではありません。
しかし、患者が自宅にとどまれば、同じ家にいる家族全員が感染・発症する危険があります。そうなれば家事や買い物もままならないばかりか、一家の収入が断たれるかもしれません。
この記事では、自宅療養の際に病人(感染者)と家族(非感染者)のそれぞれが気を付けるべきポイントをご紹介します。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症全般に役立つ知識ばかりだと思います。私事ですが、これらのポイントに注意し始めてからは、家族の一人がインフルエンザに感染しても、別の人が感染することが劇的に減りました。
この記事の情報は可能な限り信頼できると思われる情報源のみから集めました(一部には私の見解も入っていますが)。出典は分かる範囲で明示しましたので、情報の検証や確認にご利用ください。
前提として覚えていてほしいこと

新型コロナウイルス・インフルエンザ・MERSなどの感染症では、空気感染は起きないと考えられています。
そのため、「感染者と同じ空間にいた」・「感染者と同じ空気を吸った」というだけでは感染しません。つまり、適切に対応すれば家庭内感染は防げます。
感染経路として多いのは飛沫感染です。
これは、感染者から排出された病原体入りの飛沫(≒つば)が体内に入ることで感染します。また、物に付着した飛沫(病原体)を摂取することで接触感染も発生します。
したがって、
- 感染者は飛沫をまき散らさない
- 非感染者は飛沫を摂取しない
ことを意識してください。
意外と知られていませんが、ウイルスは口だけでなく目の粘膜からも侵入します。
そのため、病原体を口や目に入れないように注意すべきなのです。
それでは、家庭内感染を防ぐための具体的な方策をご説明します。
感染者を隔離する

まず、家族のだれかが感染症を発症した場合、その人をすみやかに隔離することが肝要です。
うかうかしていると、家族全員が病に倒れるという事態になりかねません。
ここでいう「隔離」とは、感染者と非感染者ができる限り接触しないようにすることです。
そのため、感染者には一つの部屋に閉じこもってもらい、極力その部屋から出ないようにしてもらいます。食事や睡眠もその部屋でしてもらいます。
タオルや食器などの共用も避けましょう。可能であれば、トイレや洗面所も分けてください。
隔離部屋を用意できない場合
家の作りによっては、「感染者専用の部屋を用意できない」という場合もあるかと思います。
その場合には、感染者から2m以上の距離を保つようにしたり、部屋に仕切りやカーテンを設置するといいです。
感染者と非感染者の間にきちんとした壁を設置できない場合、話すときは互いに顔をそむけることをおすすめします(おそらく、カーテン程度ではウイルスをブロックしきれないと思われます)。
食事の時にも、感染者にはなるべく離れてもらってください。
どうしてもスペースがない場合は、感染者と非感染者とで食事の時間をずらすことをおすすめします。
感染者が同じ部屋で寝なければならない場合、枕を横一列に並べるのではなく、頭が互い違いになるようにすると顔からの距離を保ちやすくなります。

隔離部屋(または隔離スペース)に用意するもの

隔離部屋(または隔離スペース)に必要なものは次の通りです。
- ティッシュペーパー
- 手指消毒剤
- 蓋つきのごみ箱
- マスク
- 薬
- 換気できる窓または換気扇
- 体温計
- 気を紛らわせるもの
- 連絡手段
これらはSAS・特殊部隊式図解サバイバルテクニックという書籍で列挙されていたものです。ただし、最後の3つは私が必要だと思って独自に追加したものです。
ティッシュペーパー
病人が鼻をかんだり、口を拭いたりするのに使います。
使用済みのティッシュには病原体が付着しているため、速やかにゴミ箱に捨ててください。非感染者には絶対に触らせないようご注意ください。
また、非感染者がいる空間でくしゃみや咳をするとき、ティッシュで口と鼻を覆うことでマスクの代用としても使えます。保湿ティッシュの場合、口元にまとわりつくのであまりおすすめしません。
注意:2020年3月27日現在、ネット通販でティッシュの価格が不当に高くなっています。実店舗では5個セット数百円で売られていますので、まずは近所の店をご確認ください。
手指消毒剤
感染者は部屋から出る前に手指消毒剤で手を消毒してください。
これにより、病原体が部屋の外に付着するのを防ぎます。
私が使用しているのは以下の製品です。速乾性でべたつかないので気に入っています。
注意:2020年3月27日現在、こちらも品薄状態です。ティッシュと違い、実店舗でも手に入りません…
蓋つきのごみ箱(またはビニール袋)

ゴミに付着した病原体が部屋を漂うのを防ぐため、ゴミ箱は蓋つきのものが望ましいです。
ない場合は口が縛れるビニール袋で代用してください。
マスク
誰かが部屋に入ってきたときや、感染者が部屋から出るときにはマスクを着用してください。
飛沫を非感染者にかけたり、部屋の外に付着させるのを防ぎます。
薬
風邪薬や解熱剤など、病人が必要とする薬を置いておきます。
ただし、危険防止のために病人が自分で正しく管理できる場合のみです。
感染者が子どもであったり、何らかの原因で判断力が低下している場合は、服用すべき時に必要な分だけ看護者が渡してあげてください。
ご参考までに、私が使用している風邪薬はシンピタエース、解熱剤はレスラックA
です。
これらは第2類医薬品なので薬局で購入できます。
もちろん、医師から処方された薬がある場合はそちらを優先してお使いください。
※解熱剤の服用量は、成人の場合は1回2錠とされているものがあります。しかし、標準的な体形であれば1錠でも十分効くことが多い気がします(私も成人ですが1錠のレスラックAで楽になりました)。 効き目の保証はできませんが、もしも薬の在庫が心もとないようなら参考にしてください。
換気できる窓または換気扇
隔離部屋には屋外とつながった窓や換気扇があるといいです。
数時間ごとに換気をすることで室内に漂う飛沫や病原体の濃度を減らし、看護者の感染リスクを減らします。
また、閉め切った部屋では酸欠のおそれもあります。さすがに死ぬほどのレベルではないでしょうが、頭痛・吐き気・精神の不安定化などは起こりえます。
「集中力が続かない」・「頭痛がする」 その症状、部屋の換気で直るかもしれない
体温計
体温計は必須ではありませんが、自分の病状を客観的に把握するためにも定期的な検温をおすすめします。
また、解熱剤の中には「体温が38℃以上の場合に飲むこと」と書かれているものもあります。その場合は体温計が必要です。
なお、非感染者の方は別の体温計を使ってください。
これは体温計に限ったことではありませんが、いったん隔離部屋に入れたものはできる限り部屋の外に持ち出さないほうが良いですし、非感染者との共用は避けるべきだからです。
個人的には水銀体温計をおすすめします。電子体温計よりも検温に時間はかかりますが、正確だと思うからです。ただし、現在では水銀規制により手に入りにくくなってしまいました。
気を紛らわせるもの

感染者は基本的に誰とも接触すべきではないため、どんなに苦しくても独りで過ごすことになります。そのため、気を紛らせる娯楽品があると良いです。
個人的にはラジオをおすすめします。
なぜなら、病気でつらいときには本やスマホのような目を使うものはしんどいからです。その点、ラジオなら耳で聞いていればいいので比較的楽です。
私も病気で苦しくて眠れない時はラジオを聞いています。自分では聞かないような音楽を知れたり、普段は馴染みのない聖書に関する話を聞けたりと結構面白いです。
夜中に使うことも考えて、使用中にあまり光を発しない・まぶしくない製品が良いと思います。青い光は赤い光よりまぶしく感じるので、製品を選ぶときには注意してください。
あと、布団に持ち込めるようなコンパクトさも必要です。
もしも病気の方がアニメやドラマがお好きで、スマホやモニタの画面を見る気力があるのならAmazonプライムや
Huluといった動画配信サービスの無料体験をおすすめします。
私もインフルエンザが治りかけの時には、Amazonプライムで見たかったアニメを一気見していました。そしてAmazonプライム
の便利さに感動し、そのまま有料会員になりました。まんまとAmazonの術中にはまったわけですね。
ただし、くれぐれも無理はしないでください。何もせず寝ているだけだと焦燥感があるかもしれませんが、体調が悪いときには十分な休養が何より重要です。
連絡手段
病状が急変した場合、家族に助けを求める気力もなくなる恐れがあります。隔離部屋に閉じこもっているならなおさらです。
そのため、スマートフォンなど外部との連絡手段をそばに置いておくことをおすすめします。
私はそれに加えて、100円ショップの火薬銃も備えていました(下の写真)。

引き金を引くだけで非常に大きな音が鳴るため、家人に異常を知らせる手段として有効だと思います。
参考記事:【ダイソー&セリア】キャップ火薬ピストルの紹介と小改造
その他 感染者が注意すべきこと
感染者に家庭内で気を付けていただきたいことをご紹介します。
咳エチケット
くしゃみや咳を人や物にかけないように注意してください。
咳をするときに手で口を覆うのもあまりよくありません。
なぜなら、くしゃみとともに吐き出された病原体が手につき、その手でドアノブなどを触ると感染源になるからです(ウイルスはドアノブなどに付着した状態でも2日間程度は生き延びることがあります)。
そのため、下の画像を参考に咳エチケットを心がけてください。
一番のおすすめはマスクをすることです。
「つばがついたマスクを使いまわしたくない」という方は、マスクと口・鼻の間にティッシュを挟んでおくといいです。ティッシュは適宜取り換えてください。
マスクが手に入らない場合、ティッシュで口元を覆うのが一番心理的抵抗が少ないと思います。
使用済みのティッシュはすみやかに蓋つきのごみ箱に廃棄し、非感染者に触らさせないでください。
極力、隔離部屋の外のものに触らない
どんなに手洗いや消毒を徹底していても、感染者である以上は手指に病原体が付着している恐れがあります。
そのため、不必要に隔離部屋の外のものを触らないほうが良いです。
「冷蔵庫の中のものを取り出したい」といった時には、家族の誰かに代わりに取ってもらってください。
トイレを流すときはふたを閉めてから
有名な話ですが、ノロウイルスは感染者の便とともに排出されます。
また、新型コロナウイルスも感染者の便から検出されることがあるようです。
そのため、トイレの蓋を開けたまま水を流すと、水といっしょに病原体が飛散する可能性があります。水を流すときは必ずふたを閉めてください。
手洗い・うがいは排水口のそばで
この項目については根拠となる文献があるわけではなく、私が個人的に気を付けていることです。
排水溝から高い位置で手を洗ったり、うがいの水を勢いよく吐き出したりすると広範囲に水が飛び散ります。そして、水と一緒に病原体も飛ぶことでしょう。
そのため、手洗いやうがいはできるだけ水を飛び散らさないようにすると良いと思います。
洗面所にむき出しで歯ブラシやタオルが置いてある場合は特に注意してください。可能なら別の場所に移すことをおすすめします。
感染者を看護する人が注意すること
ここでは、感染者の世話をする人に注意していただきたいことをご説明します。
看護人はひとりに限定する
感染者の世話をする人(=隔離部屋や隔離スペースに入る非感染者)はできるだけ1人に限定してください。これは、一気に家族全員が感染するという事態を避けるためです。
選ばれた1人のみが、隔離部屋に食事を運んだり、隔離部屋から持ち出したものを処分したりします。もちろん、その都度手洗いをしっかりしてください。
看護人は免疫力が弱い人・妊婦・持病がある人以外から選んでください。
感染防止を徹底する
隔離部屋に入るときや感染者の世話をするときはマスクと使い捨て手袋を着用します。作業の後は必ず手を洗ってください。
吐しゃ物や汚物などを掃除するときには特に注意が必要です。かんたん汚物処理キットという、感染防止用具・吸水マット・へらがセットになった製品もあります。こうした物をいくつか備えておくのも良いでしょう。
隔離部屋から持ち出したものの処理
原則として隔離部屋からものを持ち出すべきではありません。
しかし、捨てるべきもの・洗わないといけない物もあるでしょう。
捨てられるものは密閉できる袋などに入れた状態で部屋から持ち出し、屋外に廃棄してください。
衣服や食器などの洗うべき物は、部屋から持ち出したら速やかに家庭用洗剤で洗浄してください。非感染者のものと分けて洗う必要はありません。
全員が注意すべきこと
ここでは、主に非感染者に注意してほしいことをまとめてあります。現時点では家庭内に感染者がいなくてもできるだけ実践してください。
手洗いを徹底する
家に帰った時や食事の前などは、こまめに石鹸で手洗いをしてください。
手首まで洗うことを忘れずに。
また、手洗いは水で物理的に洗い流す工程も重要です。
石鹸をつけるだけで安心せず、念入りに水で洗い流してください。
マスクや除菌は感染症予防に効果があるのか? 手洗いの意外なポイントもあわせて解説します
水で洗えない場合は手指消毒剤による消毒も有効です。ただし、手が物理的に汚れている場合は、汚れの中にいる病原体を殺しきれない恐れがあります。手洗い後に手指消毒剤を使えばより万全です。
手で顔を触らない
洗っていない手で顔(特に目や口)を触らないように気を付けてください。
ウイルスは口からだけでなく、目の粘膜からも侵入します。そのため、洗っていない手で目をこするのは厳禁です。
マスクや手袋の脱ぎ方に注意
マスクを外すときには、布の外側に触れないようにし、ゴムひもを持って外してください。
手袋を外すときも外側には触れないように注意。
手首のあたりをつまみ、手袋を裏返すようにして脱いでください。
感染者が触れたものはこまめに消毒する
ドアノブや水道の蛇口など、病原体が付着した恐れのある場所はこまめに消毒します。
新型コロナウイルスの場合、次に紹介する次亜塩素酸ナトリウムか、アルコール系の消毒液が有効とされています。
ただし、アルコールはノロウイルスなどのノンエンベロープウイルスには効果が薄いです。
そのため、次亜塩素酸ナトリウムを使うかスマートハイジーン ノロアウトのようなノンエンベロープウイルスに対応した消毒液を使ってください。
あと、意外と忘れがちですが熱湯消毒も効果的です。
85℃以上の熱湯に1分漬ければ、たいていの病原菌(ノロウイルスも含む)は死滅します。
食器・タオル・マスクなどには使える方法でしょう。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方
新型コロナウイルスには次亜塩素酸ナトリウムやエタノールによる消毒が有効とされています。また、ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。
次亜塩素酸ナトリウムはハイターなど家庭用の塩素系漂白剤に含まれています。
感染者が触れた場所は0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液で拭くことで消毒します。その後、水かアルコールでふき取ってください。
嘔吐物や便などが直接付着した場所や物は、汚物を除去した後に0.1%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液で拭いて消毒してください。この場合は病原体が広範囲に飛散している可能性があるため、消毒も広範囲を行ったほうが良いです。

<使用するときの注意事項>
- 換気を十分に行ってください。
- 皮膚に対して刺激作用があるので,ビニール手袋などを使用してください。また,手指・皮膚の消毒には使用しないでください。
- 漂白作用があるので,色落ちが気になる衣類などには使用せず,ほかの方法(85℃以上の熱水消毒など)で消毒してください。
- 金属を腐食させる性質があるため,金属に使用したときは,念入りに水拭きしてください。
- 汚物(嘔吐物,便など)など有機物が残っていると消毒効果が低下するため,汚物はあらかじめ除去した上で,消毒してください。
- 消毒液は,時間の経過とともに効果が落ちることがあるため,その都度使い切りましょう。
出典:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/168/syoudokueki.html
また、消毒液の誤飲にも注意してください。
出来上がった消毒液は無色透明で、見ただけでは水と区別がつきません。
ペットボトルなどに入れて保管する場合は、消毒液と分かるようにしておいてください。
個人的には、ペットボトルに黒のマジックで「消毒液」と書くよりも、赤や黄色などのビニールテープをペットポトル本体とキャップに1周以上まくことをおすすめします。黒のマジックで書いてあるだけではあまり目立ちませんし、何かのはずみで消えるかもしれないからです。
人は焦っているときや疲れているときには信じられないようなミスをします。
万が一にも誤飲をしないように、できるだけ目立つに越したことはないと思います。
※上に示したキッチンハイター 5Kgの次亜塩素酸ナトリウム濃度は6%です。
タオルなどを共用しない
家族全員が感染する事態を防ぐため、感染の有無に関わらずタオル・食器などは共用しないほうがいいでしょう。
おわりに
冒頭にも書きましたが、新型コロナウイルスの勢いはいまだ衰えていません。
アジアだけでなくアメリカやヨーロッパでも感染者が増え続けています。
新型コロナウイルスの致死率は高くないとされたため、当初は楽観的な見方もありました。しかし、低い致死率はあくまでも十分な医療を受けられる環境にあればの話です。
もしも患者が何万人・何十万人と増えた場合、全員に十分な治療を提供することはできません。その場合は重症患者の治療が優先され、軽症患者は入院することも難しくなるでしょう。
そうした事態になったら・もしくはならないためには、感染症予防の正しい知識が必要です。
情報発信者の端くれとして、本記事が皆様の感染症対策に少しでも役立てばうれしいです。
参考文献
新型コロナウイルス感染症患者の自宅での安静・療養について(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部)
ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと(厚生労働省)
ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合の注意事項(名古屋市)
インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」(政府広報オンライン)
SAS・特殊部隊式図解サバイバルテクニック
▼こんな本です▼
おまけ:深夜におすすめのラジオ番組
最後に明るい話題で終わりたいので、走れ!歌謡曲というラジオの音楽番組をご紹介します。この番組では演歌やJ-POPなどの歌謡曲がフルで流されるため、普段は聞かない曲を知ることができます。
パーソナリティは日替わりで、女性のアナウンサーや声優さんが務めています。皆さん喋りのプロなので、高熱があるときでも聞いていて心地よいです。2020年3月27日現在では、甲鉄城のカバネリで無名を演じた千本木彩花さんが土曜日のパーソナリティです。
放送時間は毎週火曜日~土曜日の朝3時~5時。なぜこんな時間なのかというと、長距離ドライバー向けの番組だからです。
私はインフルエンザにかかった時に偶然見つけました。普通に過ごしていればこの番組を一生知ることはなかったと思うので、インフルエンザも悪いことばかりではないですね。
>公式サイトはこちら
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