私はガスガン用の外部ソースとして、KITAHARA エアホーン用3.5リットルエアタンクにプロテック BULL01のパーツを移植したものを使用しています(上の写真)。
最高使用圧力は1MPaで、手動式空気入れなら100回のポンピングでその圧力に達します。
しかし、水抜きのためのドレンコックがついていないため、使用しているうちにタンク内に水が溜まってしまいました。
そこで、今回はドレンコックを増設することにします。
注意点
本エアタンクとプロテック BULL01に使われているねじは1/8径でテーパがついたもの(R・RcまたはPT1/8)なのでパーツ購入の際には注意してください。
参考:管用ねじの種類とインチ呼びについて 【通販モノタロウ】
作業内容
下の写真は、BULL01から必要なパーツ(チーズ)を外しているところ。
レンチが微妙に大きくて空回りするため、輪ゴムをかませています。

取り外したPTチーズ(R1/8・Rc1/8)はエアタンクに再利用します。
エアタンクからレギュレータと空気取入口を取り外し、先ほどのチーズとPTエルボ(R1/8・Rc1/8)
・ニップルソケット R1/8・Rc1/8
で接続します。

ニップルソケット R1/8・Rc1/8で延長しないとエアタンクに引っかかって最後までねじ込めません。
PTエルボ(R1/8・Rc1/8)は必須ではないと思います。
これでエアタンクの取付口が1つ空いたので、そこにドレンコックを接続します。

ドレンコックは1/4径のものしかなかったので、ニップルソケット異径 R1/8・Rc1/4
で径を変換してからタンクに接続しました。
作業は以上です。

タンクを地面に寝かせた状態で空気入れやレギュレータの調整がしやすいように、空気取入口を上側にし、レギュレータは少し外側を向くように取り付けています。
上の写真に写っているベルトはエアタンクを腰に取り付けるためのものです。
結果
加圧された状態でドレンコックを開くことで、内部の水を排出できるようになりました。
一回の仕様で結構な量が溜まるようです。
あと、今までは余った空気は空気入れを使って抜いていましたが、ドレンコックを使うことで空気抜きが格段に早くできるという副次効果もありました。
こちらのほうが嬉しいかもしれません。
補足
分解時にエアタンク内を確認したところ、内部に水は溜まっていたもののさびは見受けられませんでした。
このタンクは防錆処理がしっかりしてあるようです。
ちなみに、内部に水がたまるのはBULL01でも同様です。
缶に水が溜まって錆びるのでそのうちボンベに穴が空きます。
空になったガス缶を再利用できるとはいっても、缶に次々と穴が空いていくためわりと短期間で使い物にならなくなります。
ストックの缶を使い切ってしまう前に、きちんとしたタンクへの交換をおすすめします。
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