以前の記事で、椅子のキャスターを固定脚に変えて座面を低くするという試みをしてみました。
その結果、座面を約3㎝低くすることができました。
しかし、やはり固定脚はキャスターよりも椅子の移動がとても不便です。
そこで、純正より背が低い別のキャスターに再度交換してみました。
材料
今回使用したのは、SANWA SUPPLYのウレタンキャスター SNC-CASTです。

この製品にはウレタン製とナイロン製がありますが、私はフローリングで使用するのでウレタン製を選択しました。ウレタンはナイロンより柔らかいため、床面を傷つけにくいのです。
逆に、カーペットで使う場合はナイロン製をおすすめします。
▼ウレタン製キャスター▼
▼ナイロン製キャスター▼
作業内容
作業自体は非常に簡単。
前回と同様、肘掛けと背もたれを外して椅子をひっくり返し、足を交換する。これだけです。

今回は「いくら叩いても脚が外れない」ということはなかったため、交換作業は10分もかかりませんでした。
椅子の脚がどうしても外せないどうしても外せないという場合は、下の記事を参考にしてください。ただし、脚本体が金属製であることが条件です。
椅子のキャスターが外れないときの対処法
結果
下の写真は脚の高さを比較したものです。

左からコイズミ JG6の純正キャスター、今回交換したキャスター(SNC-CAST
)、固定脚+カグスベール。高さはそれぞれ7㎝、6㎝、4㎝です。
今回使用したキャスターは純正より1㎝低いだけですが、それでも体格や机との相性が結構変わります。少なくとも、私の場合は1㎝低いだけでずいぶん楽になりました。
「この椅子、ちょっと高いな」と思ったら、別のキャスターに交換してみることをおすすめします。椅子の高さが体に合っていれば姿勢も良くなりますし、腰痛や肩こりの防止にもなることでしょう。
ちなみに、今回使用したSNC-CASTは純正のものより車輪の直径が少し小さいです。それが原因かは分かりませんが、純正よりも移動(車輪の回転)がスムーズになった感じがします。
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