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心洗われる狐のお宿 『このはな綺譚』

今回は、私が大好きなマンガをご紹介します。
あの世とこの世の狭間にある、狐たちが仲居をするお宿の物語で、タイトルは『このはな綺譚』といいます。

感想

物語の舞台は、あの世とこの世のはざまにある温泉旅館「此花亭」です。

そこでは狐が仲居をしており、訪れた客や仲居たちとの交流が描かれています。

登場人物は基本的に狐をはじめとする妖怪変化で、その日常を1話完結の形式で描いた話が多いです。
これだけ聞くと退屈そうと思われるかもしれませんが、自分の生き方や他人との関わりについて考えさせられる・気づかされるような話が多く、なかなか示唆に富んでいます。

主人公の狐は「柚」という名前の女の子なのですが、とにかくこの娘の心が綺麗すぎます。
どんな悪意を抱いた人物でも、この娘の前では心洗われてしまうのではないかと思うほどです。

その柚の言葉で、とても印象に残っているものがこちらです。

「なぜ自ら命を断ってはいけないのか?」…というお話ですが(中略)わたしはこう考えます。「死にたい」という願いの前に叶わなかった願いがあるのでは?…と

このはな綺譚 10巻 pp70〜71

この言葉は、作中で自ら死のうとした人に投げかけられた言葉です。

私も一時期とてもつらく、毎日死にたいと考えていたのですが、柚のこの言葉を胸に抱いて今日まで生きてこられました。
大げさではなく、私はこの言葉に救われたのです

このはな綺譚』には、こうした思わずハッとさせられるような言葉で溢れています。
もしも絵柄が嫌いでなければ、ぜひ一度読んでみてください。

原作はまだ完結していませんが、2017年にはアニメ化されています。
美しい映像と物語がよくマッチしていて、原作とはまた違った良さがあり、こちらも大好きです。

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