美少女×戦闘機のSFファンタジー『ガーリー・エアフォース』

おすすめの本

今回ご紹介するのは、2019年にアニメ化もされたライトノベル『ガーリー・エアフォース』。
未知の敵「ザイ」に対抗するために作りだされた「アニマ」と呼ばれる人工生命体の少女と、彼女らが乗り込む特殊な戦闘機「ドーター」による戦いを描いた作品です。

あらすじを聞くと、『戦闘妖精雪風』を思い起こす人もいるかもしれません。

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感想

正直にいうと、最初は女の子と戦闘機の表紙絵にひかれて読み始めました。

しかし、ザイとの戦い、ザイやアニマの謎、人間同士の戦い、人間とアニマの関係(確執や恋愛)となかなか読み応えのある話で、良い意味で予想を裏切られました。
作戦が失敗したり、仲間が撃墜されたりと割合深刻な話もあり、戦闘機にふさわしい緊張感も兼ね備えています。

敵は未知の存在ですが、作品終盤でその正体が明らかになります。
あちこちに伏線が散りばめられているので、後から読み返すと「あの行動にはそんな意味があったのか」と合点がいきますのでご安心ください。

ただ残念なのは、物語終盤から完結まで、怒涛の勢いで話がたたまれてしまうことです。
その勢いたるや打ち切りを疑うレベルで、話をすすめるためのご都合主義が散見されます。

とはいえ、物語のラストは良い終わり方でしたし、人類の未来についても色々と考えさせられる良い作品でした。

もちろん、様々な実在の戦闘機が登場するのもこの作品の魅力です。
私は本作で初めて「グリペン」というスウェーデン製戦闘機の存在を知しました(1巻の表紙絵がそうです)。

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