過重労働が問題となるブラック企業ですが、研究室にもいわゆる「ブラック研究室」が存在します。
自分の心と体を守るためにも、ブラック研究室の見分け方を知っておくことが重要です。
なお、本記事でのブラック研究室とは
- 長時間拘束される
- 人間関係が(コミュ障にとって)悪い
ものを指します。
周りの評判が悪い
まずは情報を集めるのが先決です。
友人・知人・先輩から気になる研究室の評判を聞き出しましょう。
ボス(教授など)の中には、研究室に配属された途端に豹変するタイプもいるので要注意です。
私の大学にも、講義の時は普通に見えるのに、研究室では怒声が日常茶飯事の教授がいました。
この噂集めは、我々コミュ障には少々ハードルが高いかもしれません。
そんな場合は、他人のおしゃべりに聞き耳を立てたり、実際に研究室を見に行ったりするのも有効です。
不自然にメンバーの仲が良い
研究室見学の際に、やたらと「メンバーの仲の良さ」を強調してきたり、ホームページにバーベキューやゼミ旅行の話題が多く載っていたら要注意です。
こうした研究室ではメンバーの時間を過剰に拘束する傾向があるため、ブラックの可能性が高いです。
また、共通の敵(ボスや過重労働)に立ち向かうため、自然と団結力が高まっている場合もあります。
ただし、人によってはこのような濃い関係が心地よい場合もあるため、一概にブラックとはいえません。
が、少なくとも、コミュ障の人には居づらい環境と言えるでしょう。
メンバーの仲が悪い
逆に、メンバーの関係がギスギスしすぎなのも居心地が悪いです。
こうした場合は、ボスやメンバーにトラブルメーカーがいるか、過重労働で疲弊している可能性があります。
「仲が良くても悪くてもダメだなんて矛盾しているだろ」と言われそうですが、あくまで程度が問題なのです。
私見ですが、ほどほどに仲が良いか、ビジネスライクでドライな研究室のほうが、コミュ障にとっては居心地が良いと思います。
コアタイムが長い
「コアタイム」とは、「研究室にいなければならない時間帯」です。
コアタイムがやたらと長い(8時〜18時など)研究室は、メンバーに過重労働を強いている危険があります。
ちなみに、私が所属していた研究室にはコアタイムはなく、各人は好きな時間に来て好きな時間に帰っていました。
とても過ごしやすかったです。
宿泊セットが用意されている
研究室に宿泊するための設備がある=長時間勤務になる可能性大です。
研究室見学の際に、先輩にそれとなく「研究が長引いたら泊まれる設備はありますか?」と質問してみましょう。
「寝袋があるから安心して」などとの答えが返ってきたら要注意です。
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