学生アルバイトの定番といえば、居酒屋でしょうか。
こうした接客業のアルバイトは、就活の自己PRでもよく利用されます。
しかし、我々コミュ障にとって、いきなり接客業はハードルが高いです。
というか、アルバイトに行くこと自体がすでに恐怖体験です。
私自身、1回生のときにはなんのアルバイトもしていませんでした。
なんやかんやと自分に言い訳をしていましたが、結局の所はアルバイトをするのが怖かったのです。
しかし、最終的には接客業をこなせるようにまで成長することができました。
コミュ障でも、順にステップをたどっていけば接客アルバイトまでたどり着くことができます。
というわけで、今回はコミュ障大学生が接客アルバイトにたどり着くまでのステップをご紹介します。
1.倉庫作業などの短期アルバイトをする
まずは、短期かつ人とあまり関わらないバイトをしてみましょう。
倉庫や工場での作業(いわゆるライン作業やピッキング作業)がおすすめです。
私の場合も、一番最初にやったアルバイトは2週間程度のライン作業でした。
短期アルバイトといえば試験監督が定番ですが、意外と対人関係が重要な仕事のため、最初のアルバイトとしてはおすすめしません。
最初の一歩を踏み出すための心構えは次の3つです。
気楽に考える
アルバイトを始める時はものすごく緊張します。
私も、面接に行くだけで心臓が早鐘のように鳴っていました。
しかし、所詮はアルバイトです。
一生続ける仕事ではありません。
「最悪、途中でやめてもいいや」
くらいの気軽な心持ちで行きましょう。
時給は気にしない
ライン作業は、塾講師のような花形のアルバイトと比べて時給が低めです。
ここで、
「ライン作業のなかでもなるべく時給が高いものを探そう」
と思うと、自分への体の良い言い訳にもなってしまい、いつまで経っても応募できません。
そこで、特に最初のアルバイトは「お金ではなく、経験をもらう」という心持ちでいたほうが良いです。
そもそも、稼ぐことが主目的ならハピタスのほうが効率が良いです。
なるべく通勤がしやすい勤務先を選ぶ
時給はそれほど気にすべきではありませんが、通勤のしやすさにはこだわるべきです。
通勤がハードだと、バイト先に行く過程ですでに疲れてしまいますので。
2.短期のアルバイトを複数してみる
最初のアルバイトを無事にこなせたら、短期バイトをさらにいくつか経験してみましょう。
最初のバイトと同じく、あまり人と関わらない仕事がおすすめです。
これには、2つの意味があります。
手軽に自信をつける
いきなり長期のアルバイトに手を出すより、短期のアルバイトを複数こなすほうが精神的な負担が少ないです。
なぜなら、雇用期間が短いため
- 失敗をする
- 人間関係が悪くなる
といったことがあっても、致命傷にはならないからです。
それでも、短期のアルバイトを複数こなしていくうちに、いつのまにか「自分は普通に働けるんだ」と自信がついてきます。
就活の自己PRネタを作る
最悪、長期のアルバイトを1度もしたことがなくても、短期のアルバイトを複数していれば十分ネタになります。
なぜなら、「学生のうちに様々な経験をしたかった(できた)」と言えば良いからです。
特に、就活が差し迫っている方の場合は、なるべく多様なバイトを多く経験してみることをおすすめします。
3.接客業に挑戦する
短期アルバイトを2〜3個こなしたのなら、いよいよ接客業に挑戦です。
接客業といえども、基本的には定型的な作業の繰り返しですので、対人恐怖さえ克服できればライン作業と変わりません。
ただ、作業の相手が物から人に変わるだけです。
いまいち自信がなければ、イベント系や出口調査などの短期バイトがおすすめです。
注意
塾講師は自分で考えなければならない仕事が多い(流れ作業になりにくい)うえにサービス残業が多くなるため、最初の接客バイトとしてはオススメしません。
まとめ
とにもかくにも求人サイトに登録しなければ何も始まりません。
まずは登録してみて、求人情報をながめるだけでOKです。
それだけでも立派な成功体験となり、次へのステップに進みやすくなりますよ。
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