突然ですが問題です。
「すべての人に平等に与えられ、すべての人が平等に失っていく資産」とはなんでしょうか?
答えは『時間』です。
時間こそ、この世で最も大事な資産・財産です。
なぜなら、1度失われたら二度と取り戻せないからです。
私はその時間を生み出すためにロボット掃除機『RULO(ルーロ) MC-RSF1000』を半年前に買いました。
その結果、かなりの時間を節約できています。
この記事は「ルーロの便利さを世に広めたい」という一心で書きました。
ぜひ最後までお付き合いください。
生活の変化

『RULO(ルーロ)』を買う前後で、私の生活は大きく変化しました。
購入前
以前は、毎日寝る前に居間の掃除をしていました。
なぜ居間かというと、人が一番集中する上に食事をする場所なので、必然的にゴミが多くなるからです。
所要時間は30分ほどですが、毎日ともなるとかなり大変です。
掃除だけが仕事でもないですし。
どうしても忙しいときには、数日掃除をしないこともありました。
するとホコリがたくさんたまり、ますます掃除をする気が失せます。
なぜなら、掃除にかかる時間が増えるからです。
その他の部屋も、週に1度は掃除をしていました。
私を含めて家族にはアレルギー性鼻炎の者が多いため、掃除の頻度をそれ以上減らすととたんに鼻の調子が悪くなるのです。
このような調子で、1週間で4〜5時間は掃除に費やしていたことになります。
4〜5時間あれば、溜まっている本・アニメ・映画が余裕で消化できますね…
購入後
ところが、RULOが来てからはとても楽になりました。
まず、毎日の居間の掃除は、風呂に入っている間に勝手に終わります。
毎週の掃除についても、外出時などにRULOを動かしておけば自動で終わってしまいます。
私がやることといえば、
- RULOの起動
- RULOのゴミ捨て
- RULOが入れない部分の掃除(1月に1度くらい)
です。
かくして、RULOによってたくさんの時間を作ることに成功したのでした。
レビュー
せっかくなので、外観を含めたレビューをしていきます。
本体はこのような感じです。

おむすびのような形をしていますが、これは『ルーローの三角形』といって、回転することで角のごみもきれいに取れる形なのです。
大きさは
- 幅:34.5cm
- 奥行き:33cm
- 高さ:9.9cm
です。
重さは3.4kgですが、重量バランスが良いのか思ったよりも軽く感じます。
女性でも簡単に持ち上げられるほどです。
こちらは充電ステーション。

ルーロの場合、掃除が終わったり、電池が無くなりそうになると自動で充電ステーションまで戻っていきます。

充電ステーションの大きさは
- 幅:22.9cm
- 奥行き:10.9cm
- 高さ:12.4cm
です。
我が家では、スチールラックの下がルーロの定位置です。

スチールラックの真後ろに充電ステーションを置き、スチールラックの下にルーロが収まっている形になっています。
ちょうど邪魔にならない場所で良い感じです。
充電ステーション+ルーロの寸法はだいたい
- 幅:34.5cm
- 奥行き:39cm
- 高さ:12.4cm
です。
ちなみに、スチールラックの床からの高さは約15cmです。
ダストボックスは上部の蓋を開けて取り出します。

紙パックは不要です。
サイクロン式掃除機をお使いの方にはおなじみの方式ですね。

ブラシも付属しています。
ゴミはかなり圧縮されるため、1度の掃除でフルに動かしても満杯になることはほとんどありません。
カタログスペックでは、最大可動面積は約130畳となっています。
このルーロは最上位機種のため、『アクティブリフト』という機能がついています。
これは、車体前部を持ち上げることで最大2.5cmの段差を乗り越えられるというものです。
下の写真ではアクティブリフトが起動しているのですが、車体前部が持ち上がっているのが分かるでしょうか?

ただし、この機能はカーペットの上に乗ったり、幅の狭い段差を乗り越えるためのものなので、高い敷居を乗り越えるのにはかなり苦労します。
そこで、このように敷居の前後にスロープを設置しました。

これでも最初は苦労して乗り越えていたのですが、いつのまにかスムーズに超えられるようになりました。
おそらく、内蔵AIが学習したのだと思います。
ちなみに、我が家の敷居の高さは最大で約3cmです。
スロープ付きとはいえ、この高さを乗り越えられるのはすごいと思います。
使用したスロープはハイロジック製『お助けスロープ』です。
音はかなり静かな部類だと思います。
少なくともサイクロン式掃除機よりは格段に静かです。
なぜルンバではなくルーロを選んだのか
「ロボット掃除機」と聞くと、多くの方は『ルンバ』を思い浮かべると思います。
本項では、私がなぜ『ルンバ』ではなく『ルーロ』を選んだのかをお伝えします。
1.紙パックが不要
前述の通り、ルーロはサイクロン式掃除機と同じくダストボックス内蔵型です。

これに対し、ルンバは紙パックが必要です。
しかも、その紙パックは高価な上に専用品なのです…
『ルーロ』を選んだ一番の決め手は、こうしたランニングコストの安さです。
2.角を掃除しやすい形状
ルーロはおむすびのような形をしていますが、これは部屋の隅を掃除しやすくするためです。

単純な円形のほうが設計しやすいと思いますが、あえてこうした複雑な形をしているのです。
こうした「四角い部屋を丸く掃かない」工夫は、日本企業らしい心遣いだと思います。
3.日本のメーカー『パナソニック』製である
やはり、日本企業のものは安心感があります。
単純に「壊れにくい」というだけではなく、「壊れたときに修理してもらいやすい」という面でも安心です。
なぜ最上位機種を選んだのか
私が購入した『MC-RSF1000』は、ルーロ中でも最上位機種です。
本項では、
「なぜ、最上位機種を購入したのか?」
をご説明します。
スペック比較
まず、エントリーモデルの『MC-RSF600』と最上位機種の『MC-RSF1000』の主なスペックを比較してみましょう。
MC-RSF600 | MC-RSF1000 | |
障害物検知センサー | ・レーザー ・赤外線 | ・レーザー ・赤外線 ・超音波(鏡面や黒色を検知) |
その他センサー | ・落下防止センサー ・クリーンセンサー | ・落下防止センサー ・クリーンセンサー ・床面検知センサー ・フロント3Dセンサー |
スマートスピーカー対応 | なし | あり |
アクティブリフト | なし | あり(最大2.5cmの段差を乗り越える) |
最大稼働面積 | 約50畳 | 約130畳 |
連続使用時間 | 約70分 | 約100分 |
サイドブラシ | 1個 | 2個 |
価格 | 約8万円 | 約15万円 |
『MC-RSF600』の価格は『MC-RSF1000』の約半分ですが、『MC-RSF1000』のほうがかなり高スペックであることが分かります。
次に、各スペックについて、私が重視した順にご紹介します。
アクティブリフトで段差が乗り越えられる
最上位機種のみに搭載されている機能が『アクティブリフト』です。

これは、本体のリフトアップにより最大2.5cmの段差を乗り越えられる優れもの。
特に、敷居や厚手のカーペットがある家では必須の機能と言えます。
稼働時間が長い=効率的に掃除できる
エントリーモデルの最大稼働時間が約70分(約50畳)に対し、最上位機種では約100分(約130畳)と大幅に増えています。
実際、最上位機種を使った第一印象は
「すごく長い時間動き続けるな」
でした。
稼働時間・稼働面積の大小は掃除の効率に直結するため、ここは妥協すべきではありません。
センサーが高性能=部屋がきれいになる
最上位機種には、エントリーモデルにはないセンサーが複数搭載されています。
特に、『床面検知センサー』は、床の状態によって掃除の仕方を変えられる優れものです。
カーペット・畳・フローリングが入り混じっている場合は、『床面検知センサー』が大いに威力を発揮するでしょう。
また、エントリーモデルにはサイドブラシが1個しかない点も見逃せません。
スマートスピーカー対応
スマートスピーカーに対応しているのは、最上位機種のみです。
スマートスピーカーをお持ちの方は分かっていただけると思いますが、声をかけるだけで掃除を始めてくれるのは想像以上に便利な機能なのです。
まとめ
以上の理由から、
「どうせルーロを買うなら最上位機種を選ぶべき」
と考えました。
そして、その選択に後悔はしていません。
新しい道具を導入したとき、中途半端なものを買ってデメリットばかりが目についた経験はありませんか?
私の場合、買ったことを後悔するばかりか、その道具全般を嫌いになってしまった経験があります(ちなみに食器洗い機の話です)。
私は、ロボット掃除機を嫌うのはあまりにももったいないと思います。
だからこそ、どうせ買うなら最上位機種をおすすめします。
『RULO』やロボット掃除機のデメリット
最後に、私が感じた『ルーロ』や、ロボット掃除機全般のデメリットをご紹介します。
初期費用が高い
一番のネックは、なんといっても高価なことです。
私が購入した『MC-RSF1000』も15万円ほどしましたので、決して安い買い物ではありません。
しかし、短く見積もっても3年は使い続けられるでしょう。
とすると、
- 1年あたり:5万円
- 1月あたり:4167円
となります。
これは、「掃除専門の家政婦さんを雇う」と考えたらかなり破格ではないでしょうか。
しかも、家政婦とは異なりいつでも・好きな時間に掃除をしてもらえるのです。
もちろん、時間を生み出す効果も無視できません。
「もしも掃除の時間をアルバイトに充てたら」と考えれば、やはり安い買い物といえるでしょう。
部屋の隅々までは掃除できない
ロボット掃除機は、ある程度の大きさ・高さがあります。
当然のことながら、本体が入れる場所以外は掃除できません。
しかし、ロボット掃除機が入れない場所とは人間もめったに立ち入らない場所ではないでしょうか?
そう考えれば、日常的な生活空間はロボット掃除機のみで掃除可能といえます。
段差に弱い
ロボット掃除機は車輪で動く以上、どうしても段差に弱くなります。
特に日本家屋の場合は敷居があるため、ロボット掃除機にとっては不利な環境と言えるでしょう。
しかし、アクティブリフト搭載の『MC-RSF1000』と、スロープを組み合わせればこの問題は解決できます。

おすすめは、とりあえず最初はスロープ無しでルーロを動かしてみて、無理そうならスロープを買い足すことです。
なお、スロープは日常生活では全く邪魔に感じません。
半年間使ってみたまとめ
半年ほど使った結果、
- ロボット掃除機は絶対買うべき
- 買うならルーロの最上位機種『MC-RSF1000』がおすすめ
という結論になりました。
ほかごとをしている間に掃除が終わるというのは、何物にも代えがたい価値があります。
昨今、「投資」という言葉をよく聞きますが、ロボット掃除機は確実に時間を増やせる良い投資といえるでしょう。
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