先日、MAZDA2(レーダー&ヘッドランプウォッシャーつき)のフロントバンパーを外す機会がありました。
DJデミオと違ってマツダ2は情報が少なかったので、外し方と注意点を記しておきます。
注意
- この記事では、フロントバンパーの完全な取り外し方ではなく、ホーンの交換などができる程度にバンパーを下ろす方法を解説しています。
- フロントにレーダーを装備した車両の場合、バンパーを外すとレーダーの作動に支障をきたす可能性があります。私の場合は問題ありませんでしたが、実践する場合は自己責任でお願いします。
参考サイト
ネット上には色々な情報がありますが、基本的にこちらのサイトだけを見れば十分です。
次に、注意点をご紹介します。
作業は温かい日に行う
作業は気温が高い日に行ってください。
気温が低いとプラスチックが硬化し、バンパーのツメが折れやすくなります。
養生を忘れずに
傷を防ぐため、バンパーとヘッドライトの境目に養生テープを貼ってください。
貼る場所はこちらのサイトが参考になります。

フロントアンダーカバーの重なりに注意
フロントアンダーカバーとバンパーは複雑に重なり合っています。
組み付け時に重ねる順序を迷うことがないよう、事前に写真を撮ることをおすすめします。
クリップが増えた?
私が作業した個体では、フロントアンダーカバーを留めるクリップが前述のサイトのものより多かったです(たしか2つ)。
マツダ2(DJデミオ)の全てがそうかは分かりませんが、いちおう気に留めておいてください。
ヘッドランプウォッシャーの外し方
ヘッドランプウォッシャーが装備されている場合、そのチューブが邪魔でバンパーを下ろせません。
そこで、まずは運転席側のフロントバンパー下部にある、U字型のクリップからチューブを外します。


そして、フリーになったチューブをバンパーの外側に回り込ませるようにすれば、バンパーを地面におろせるようになります。
助手席側は特にいじる必要はありません。
くれぐれも、チューブの継ぎ目(コネクタ)を外さないでください。
ウォッシャー液が漏れてきてかなり面倒なことになります(経験談)。
センサーケーブルの外し方
これが一番厄介です。
まず、助手席側にあるコネクタを外してください。

次に、ケーブルをバンパーに留めているクリップを外します。
クリップはバンパー(助手席側)の穴にはまっています(写真はクリップを外した後に撮影)。

ケーブル、コネクター、クリップの位置関係は下の写真のようになっています。

クリップは非常に外しにくいため、長期戦を覚悟しておいてください。
たしか、ラジオペンチでかえしの部分を挟むようにしたら外れた気がします。

干渉の確認を忘れずに
無事に部品の取り付け等が終わったら、いったんケーブル・チューブ・バンパーをもとの位置に戻して干渉の確認をしてください(ただし、センサーケーブルのクリップは外したままにしておく)。
ケーブルのクリップを外しておく理由は、干渉が判明した際のリカバリーをなるべく短時間ですませるためです。
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