iMacから純正メモリを抜き、サードパーティ製のメモリだけを入れるとフリーズするようになったというお話です。
完全にタイトル通りですが…
環境
ハードウェアは「iMac 21.5-inch Mid2011」です。
OSのバージョンは「OS X Lion 10.7.5」。
故障内容
私のiMacには2GBの純正メモリが2つ搭載されています。
また、空のメモリスロットも2つあります。
そこで、その空きスロットに2GBのサードパーティ製メモリを増設しました。
つまり、純正メモリとサードパーティ製メモリが2つずつ計4つ搭載された状態です。
この時点では何も問題ありませんでした。
ちなみに、iMacにはこのようなノートパソコン用メモリを使います。
その後、同型のメモリをさらに2つ入手し、もともとiMacに搭載されていた純正メモリと交換しました。
すなわち、2GBのサードパーティ製メモリが4つ搭載された状態です。純正メモリは入っていません。
すると、フリーズが頻発するようになりました。
起動はできるのですが、しばらく使っていると画面が突然固まり、マウスやキーボードの操作を一切受け付けなくなるのです。
レインボーカーソルすら出てこず、電源ボタンで強制終了するしかありません。
こうした現象が1日に3、4回発生するようになりました。
原因の究明
不具合の原因は純正メモリを抜いたことだと推測したため、実験をしてみました。
メモリの構成を純正メモリ2枚とサードパーティ製メモリ2枚に戻し、サードパーティ製メモリの組み合わせを変えて1日ずつ使用してみたのです。
メモリの組み合わせは4C2で計6通りあります。
その結果、いずれの組でもフリーズは発生しませんでした。
故障の原因は純正メモリを外したこととみて間違いなさそうです。
メモリの交換方法
最後に、メモリ交換手のコツを説明します。
参考:iMac にメモリを取り付ける – Apple サポート
まず、RAMアクセスドアのねじには2番のプラスドライバーを使ってください。
参考:ドライバーの種類と特長 【通販モノタロウ】
1番のドライバーを使うとねじをなめるので注意。
そして、メモリを抜くためのタブがかなり固いです。
力任せに引くのではなく、タブの右端を少し引っ張ってから次に左端を少し引っ張るというように、片端ずつ交互に少しずつ引っぱっていくと外しやすいですよ。

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