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情報は使い方が重要 『武器になる情報分析力』

今回ご紹介する本は、元防衛相情報分析官の方が書かれたものです。
「得られた情報をどのように分析するのか?」が詳細に解説されています。

本書の紹介と感想

現代はインターネットが発達したため、ほぼどんな情報でも手に入れることができます。
事実、情報分析に携わる人は「必要な情報の90%は公開情報から手に入る」と考えているようです。

しかし、情報に誰もがアクセスできるようになったからこそ、

  • 欲しい情報を見つけ出す
  • 情報の真偽を判断する

技術が重要になっています。
本書『武器になる情報分析力』は、そうした情報活用技術を、情報戦のプロである元防衛相情報分析官の方が解説するという贅沢な内容になっています。

私が特に印象に残ったものは、次の3点です。

情報と情報源の信頼性は別物である

手に入れた情報は、「情報そのものの信頼性」と「情報源の信頼性」を分けて考えなければなりません。

すなわち、

  • A社が発表したXという情報は正しかったから、A社が出す情報は今後も信頼できる
  • B社は今までに正しい情報を発信し続けていたから、B社が出したYという情報も正しい

といった判断は危険ということです。
「教科書に書いてあることを鵜呑みにするな」というのも、こうした戒めの一種と考えることができますね。

このように、言われれば「なるほど」と思うことでも、実際に指摘されないと気づかないということが本には数多く書かれています。

情報源が非公開であっても信頼性を推測できる

よく新聞などで、

  • 〇〇に近い関係者
  • ✕✕の事情をよく知る人物

といった言い回しをみることがあるかと思います。

これは、情報源を秘匿する必要があるときに使われる表現ですが、どの表現を用いるかには法則性があるのです。

本書『武器になる情報分析力』には、そうした表現をまとめた表が載っているので、新聞などと付き合わせてみると面白い発見があります。

ブレーンストーミングの意外な注意点

社会人であれば、ブレーンストーミングやそれに類する会議の経験があると思います。

そのときに、各人の思いつきを付箋に書いてホワイトボードに貼ることがありませんか?
その場合、付箋の色・大きさ、ペンの種類を統一することが重要です。
なぜなら、特定の意見が目立ったり、目立たなくなったりする危険性を回避できるからです。

私にとっては目からウロコのtipsでした。

おわりに

このように『武器になる情報分析力』では、抽象的な話から具体的なアドバイスまで網羅されています。
特にビジネスマンにとっては必要な知識が詰まっていますので、自分の価値を高めるためにもぜひご一読ください。

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